新型コロナウイルス感染症検査について

検査の種類

①核酸検出検査(いわゆるPCR検査)(PCR法、NEAR法、LANP法等)

新型コロナウイルスに特異的なRNA遺伝子配列を増幅し、これを検出する検査法です。 有症状者・無症状者ともに検査可能です。

《当院で可能な検査》

★リアルタイムPCR:外部検査機関へ委託しているため検査結果は1~3日程度必要となります。(有症状者は結果報告までの間、自己隔離をお願い致します)

★NEAR法:等温核酸増幅技術により、短時間で遺伝子検査の結果が得られます。従来のPCR検査と同等の精度を有しており、厚生労働省より令和2年10月20日より保険適応承認されました。

②抗原検査(定性法、定量法)

ウイルスの抗原を検知し、診断に導く検査です。

★抗原定性検査:簡便かつ迅速に検査結果が判明する。対象者は発症2日目から9日目の有症状者に用いられます。

③抗体検査

確定診断のための検査には指定されていないため、当院では採用していません。

※核酸検出検査、抗原検査については、偽陰性や偽陽性が頻度は少ないですが、一定の割合で発生します。